タカアザミ

高薊

双子葉、合弁花、 キク科、 アザミ属、花は筒状花のみ、2年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:1〜2メートル。
茎は直立し、角張って太く、直径1センチ以上ある。
根生葉は花時にはなくなる。 茎葉は互生し、長さ15〜25センチの長楕円形で、 羽状に深裂し、裂片は細くて間隔が開き、 頂裂片は尾状に長くとがる。 茎葉は柔らかく、上にゆくほど小さくなる。 葉は茎を抱かない。
高く伸びた茎の各葉腋から長い枝が斜上し、 その枝がさらに数回枝分かれし、その各枝の先に、 紅紫色で筒状花のみの頭花が数個下向きにつく。 従って、1株に多数の花が咲く。 花冠は長さ約2センチであり、総苞は卵球形で、 外片の先が少し反り返る。
果実はそう果で、種子には淡褐色〜白色の冠毛がある。



直立する太い茎から、多くの枝が斜上する。上部の葉は小さくて細長くなる。 (2017/10/26)


そう果には淡褐色の冠毛がある。 (2017/10/26)


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