スイレン

睡蓮(水蓮ではない)

双子葉、離弁花、 スイレン科 、 スイレン属、水生、夏緑、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜8月
別名:ヒツジグサ(花の白いもの)
根茎は短くて直立し、水底の泥中にあり、根生葉を束生させる。
葉は直径15〜30センチの円形に近く、中心付近に細長い葉柄がつき、 そこに深い切れこみがあり、水面に浮かぶ。(蓮は葉に切れ込みがなく、花は水中から突き出た茎先に咲く。) 葉の表面は滑らかでつやがあり、水をはじく。
夏に5センチぐらいの薄紅色や白、黄色の花を水面に浮かべる。 花弁は8〜15枚あり、花弁と雄しべが雌しべの下に螺旋状 につく。 花は日中開いて夜閉じる睡眠運動をする。
(ネッタイスイレンは花を水面より上に咲かせる。)
未(ひつじ)の刻(午後1〜3時)に咲く(のでヒツジグサ)。 夜は閉じる(ので睡蓮)。1つの花は3回開閉を繰り返すと終わりとなる。
花が終わると萼が4センチぐらいに伸びて雌しべ、雄しべを 包み込み、水中で丸い液果を実らせる。 果実には空気を含んだ皮に覆われた種子が多数あり、 果実が熟して裂けるとそれらが水面に浮き上がる。

識別点:
 スイレン:スイレン属の総称で、薄紅色や黄色など、多数の園芸品種がある。
 ヒツジグサ:スイレンの1種で花は白い。日本に自生するスイレンはヒツジグサのみ。







花は通常、水面に浮くように咲く。


ヒツジグサの白い花。(2016/5/21)


ヒツジグサ。


ヒツジグサ。(2015/9/29)


葉裏が紫色のものもある。(2015/6/1)


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