シモバシラ

霜柱

双子葉、合弁花、 シソ科、 シモバシラ属、多年草。 用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:40〜70センチ
宿根性の多年草で、茎の断面は四角く、根元から茎が束生し、 湾曲して茎先は水平方向にのびることが多い。
葉は先のとがった長さ8〜20センチの楕円形で、薄くてつやがなく、 鋸歯があって、対生する。
茎の上部の葉腋から長さ5〜10センチの総状花序を垂直に立て、 同じ向きで水平方向に咲く白い唇形花をつける。 花冠からは雌しべと4本の雄しべが突き出ている。
花後に5裂した萼が残る。
果実は褐色の4分果で、丸く、網模様がある。
霜が降りる頃、氷柱が茎にそって張り出し、板根のようになる。 一度できると茎の構造がこわれるので、 同じ茎ではもう氷柱ができなくなる。

(2016/10/4)


葉は先のとがった楕円形で、鋸歯があって、対生する。




白い花が横向きに咲く。Photo by H. O. (2008/10/3)


(2015/10/8)


雌しべと雄しべが突き出る。(2016/10/5)


茎は細長くて束生する。


霜が降りる時、茎の水分がしみだして氷柱となる。Photo by H. O. (2005/1/13)


4分果ができる。(2016/10/5)


分果の数が4に満たないことが多い。(2016/11/6)


(2016/11/6)


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