シマカンギク
島寒菊
双子葉、合弁花、
キク科、
キク属、舌状花と筒状花をもつ、常緑、多年草。
用語説明
花期:秋〜冬 10月〜12月
高さ:30〜80センチ
別名:アブラギク、ハマカンギク
地下茎が横にのび、茎の下部は地に接し、
上部は立ち上がる。
葉は長さ3〜5センチの広卵形で5中裂し、大きな鋸歯があり、
互生する。
裏面には伏毛があって淡緑色となる。
枝先に直径約2.5センチの頭花が数個つき、
舌状花は黄色、白、赤、紫などがあり、筒状花は黄色い。
果実はそう果。
シマカンギクの変種と見られているハイシマカンギクは、
中国中部原産の地を這うキクで、キクの多くの園芸種は、
このハイシマカンギクと、
中国北部原産のチョウセンノギクとの交配によって作り出されたと言われている。
筒状花は黄色い。舌状花も黄色いのが多い。
舌状花は長楕円形。
(2001/11/17)
茎は這ってから立ち上がる。
(2016/10/20)
総苞はお椀形。(2017/10/31)
葉裏と茎に白毛がある。(2017/10/18)
葉は広卵形で5中裂し、大きい鋸歯があり、互生する。
ハイシマカンギク。
多くの園芸種のキクの交配に使われたと見られている。
(2018/10/20)
横たわるハイシマカンギク。
(2019/11/16)
ハイシマカンギクも、密植すると茎は根元から立ち上がるようだ。
(2019/11/12)
ハイシマカンギク。葉は広卵形で5中裂し、粗い鋸歯がある。
(2022/11/12)
ハイシマカンギク。蕾は丸い。
(2022/11/12)
ハイシマカンギク。茎と葉柄、若葉の葉裏などには、白い短毛が密生する。
(2022/11/12)
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