センボンヤリ

千本槍

双子葉、合弁花、 キク科、 センボンヤリ属、筒状花の周りに舌状花がつく。多年草。 用語説明
花期:春〜夏 4月〜6月、秋 9月〜11月
高さ:春約15センチ、秋約60センチ
春と秋に細い花茎をのばし、葉も花も春と秋で異なる。
葉は根生葉でロゼット状になる。
春の葉は卵形で葉柄近くにくびれがあり、 裏には白いクモ毛が密生する。
春は長さ約10センチの花茎をのばし、 先に直径約1.5センチの頭花を1つ付ける。 頭花の舌状花は外側が紫色を帯び、内側は白っぽい。 中心部には黄色っぽい筒状花がある。 完全に開くと内側が上になるので、白い花になる。
秋の葉は倒卵状長楕円形で、羽状に中裂する。
秋は長さ30〜60センチの細い花茎をのばし、 先に細長い総苞に包まれた筒状花だけの閉鎖花を1つ付ける。
そう果が実ると淡褐色の冠毛が現れる。

秋のそう果。(2011/10/9)


冠毛は淡褐色。(2012/1/15)


春咲く花は小さくて、 外側が紫色で内側が白い舌状花が10枚ぐらい並ぶ。


春の葉は卵形で下部にくびれがある。(2010/4/8)


秋の葉は長楕円形で羽状に中裂する。(2017/10/3)


秋には閉鎖花が出てくる。 (2015/10/8)


閉鎖花の蕾。(2015/10/8)


(2015/10/8)


花が開かないのに中で実って冠毛が出てくる。(2015/10/8)


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