オシロイバナ

白粉花

双子葉、離弁花?、 オシロイバナ科、 オシロイバナ属、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜11月
高さ:30〜50センチ
別名:ヨジバナ(4時花)
茎はよく枝分かれし、節の部分が太くなる。 葉は先の尖った広卵形で対生し、柔らかい。
花は直径3センチぐらいで、赤や黄色、白のラッパ形であり、 夕方咲き、翌日午前中にしぼむ。 花弁は退化しており、花弁のように見えるのは萼で、 萼のように見えるのは苞葉である。 花は分枝した枝先にいくつかかたまってつき、 次々と咲いてゆくので、 蕾と花と実が同じ枝先に共存する。
花後に萼のような苞葉が残って果実を包む。 果実はそう果で、熟すと5ミリぐらいの黒い球形の種子のようになり、 つぶすとおしろいのような白い粉が出る。
秋に枯れても地中に芋のような根が出来ていて、翌春また芽を出す。 この芋は有毒である。
メキシコ原産。



花筒の長いラッパ形の花が咲く。


葉は先の尖った広卵形。蕾がいくつも準備されている。(2017/6/23)


枝先に新しい花が次々と咲いてゆく。(20a6/8/6)


萼のように見える苞葉に囲まれて黒い果実ができる。ゆらゆら揺れるがすぐには落ちない。(2015/6/23)


よく枝分かれし、節は膨らんで赤みを帯びる。葉は対生する。(2015/7/12)


地中に大きな芋ができて大株となることがある。 (2012/8/25)


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