オオキンケイギク

大金鶏菊

双子葉、合弁花、 キク科、 ハルシャギク属 舌状花と筒状花をもつ。多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:30〜70センチ
根元から多数の茎を出して株立ちとなる。
根生葉は始めはへら形であるが、 成長すると3〜4枚の小葉に分かれたものが出る。 茎葉は倒被針形の小葉3〜4枚からなる羽状複葉で、互生する。 葉の両面には粗毛がある。
各枝の先に、扁平な球状の黄色い蕾を1個つけ、 開花すると鮮やかな黄色い舌状花と筒状花をもつ直径5〜7センチの頭花となる。 舌状花の先には4〜5個の切れ込みがある。
花後は総苞の下部が大きく膨らみ、翼のある赤褐色の種子を内包する。
種子でも残された根でも増え、 繁殖力が強く在来種を駆逐するので、特定外来種に指定されている。
北米原産。

(2009/5/19)


花全体が黄色く、花弁にコスモスの花のような切れ込みがある。 (2010/6/25)


(2009/5/19)


筒状花は周辺部から中心へと咲き進む。花柱は2裂する。 (2009/5/19)


蕾は球を少し扁平にした形。


多数の花径を立てる。


出始めの根生葉はへら形。 (2015/6/13)


茎葉は倒被針形の小葉3〜4枚からなる羽状複葉で、互生する。(2015/5/16)


(2015/5/16)


花弁は8枚が基本であるが、もっと多い個体も多数ある。 (2002/5/12)


花後は総苞の下部がふくらむ。 (2010/6/25)


大量の種をまき散らす。(2009/6/9)


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