オオグルマ
大車
双子葉、合弁花、
キク科、
オグルマ属、筒状花の周りに舌状花がつく。多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜月
高さ:1〜2メートル
芳香のある太い根茎がある。
直立してから、葉腋から枝をのばして分枝する。
茎と葉など、全草に白い軟毛が密生する。
葉は先のとがった大きな楕円形で、細かい鋸歯があり、
互生する。
根生葉は葉柄が長く、茎葉は葉柄がなくて葉は茎をいだく。
枝先に黄色くて細長い舌状花と黄色い筒状花を持つ大きな頭花を
1つつける。
そう果がみのる。
根茎は樟脳に似た香りがあって、
土木香(ドモッコウ)という生薬として使われる。
有毒植物。
ヨーロッパ原産で江戸時代に渡来。
近縁種のオグルマは、花も葉も全体に小さく、茎も細い。
舌状花も筒状花も多数あり、花全体が黄色く、舌状花は細長い。(2017/6/24)
筒状花の花冠は5裂し、舌状花の花柱は2裂するようだ。
(2017/6/24)
総苞はお椀形で、総苞片の先が少し開く。(2017/6/24)
茎は直立してから葉腋で分枝する。
(2018/6/19)
蕾。全草に白くて短い軟毛が密生する。
(2017/6/24)
茎葉は茎を半ば抱く。(2017/6/3)
下部の葉は大きな楕円形で鋸歯があり、軟毛がある。
葉裏は白緑色。(2016/4/29)
果実はそう果。
(2017/7/29)
そう果の冠毛は淡褐色。(2015/10/28)
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