オーブリエチア
紫薺
双子葉、離弁花、
アブラナ科、
オーブリエチア属、2年草。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:10〜15センチ
別名:ムラサキナズナ(紫薺)
耐寒性があって、冬の寒さで花芽が作られる常緑多年草である。
しかし、高温多湿に弱いので、原産地では多年草であっても、
日本では越年草扱いとなる。
丈は低いが茎がよく分枝し、地を這うように広がる。
葉は長さ1〜2センチの鈍頭のへら形で、短い間隔で互生し、
粗い鋸歯があり、軟毛が密生する。
枝先に花茎約2センチの青紫色の4弁花が総状に咲く。
多数に枝分かれしているので、花が地を覆う。
両端のとがった紡錘形の長角果ができ、
淡褐色の小さくて丸い種が多数含まれる。
地中海沿岸〜イランなどに自生する。
(2017/3/30)
青紫色の4弁花が地を覆うように咲く。(2017/3/30)
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る