オオバコ
大葉子
双子葉、合弁花、
オオバコ科、
オオバコ属、多年草。
用語説明
花期:春〜秋 4月〜9月
高さ:10〜20センチ
葉はすべて根生して平らに広がり、
長さ4〜15センチの卵形または広卵形で、縁がやや波打ち、
数本の脈が目立つ。
根から立ち上がる数本の花茎の先に淡緑色の小さな花を穂状に密につけ、
下から上へと咲いてゆくとともに、穂が伸びてゆく。
花弁はなく、萼片が4枚ある。雌しべ先熟で、
柱頭で受精したあとに雄しべが伸びるので、自家受粉はしない。
踏みつけに強く、花茎は引っ張りに強い。
果実は楕円形の蓋果(熟すとふたがはずれるように横に割れる)で、
粘着性があり、動物や靴などに付着して種子が散布される。
(2009/9/19)
花茎が根元から立ち上がる。(2011/6/19)
穂の上部1/3は雌性期で、白い柱頭がのびている。
穂の中央1/3は雄性期で、白い雄しべがのびている。
穂の下部1/3では花がしおれている。
(2016/7/13)
白い柱頭には毛がある。
(2018/6/19)
雄しべの葯は紫がかった白。花冠は4裂する。
(2018/6/19)
果実が作られ始めた。(2016/6/4)
果実がふくらんできている。
(2008/10/28)
果実は蓋果で、帽子が脱げるように上半分がはずれて種子が落ちる。
(2008/11/22)
上記写真の蓋果から落ちていた蓋。
(2008/11/22)
種子は褐色で、小さな米粒状。(2017/12/12)
葉は広卵形で根生する。縁がやや波打つ。
(2018/6/19)
葉柄が長く、葉脈が基部から葉先へと流れる。(2010/5/27)
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