オカトラノオ
岡虎の尾
双子葉、合弁花、
サクラソウ科、
オカトラノオ属、多年草。
用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:60〜100センチ
地下茎でふえる。茎は分岐しないで直立し、短毛がある。
葉は先のとがった長さ6〜12センチの長楕円形で、全縁であり、
互生する。葉は秋に黄葉する。
茎先に長さ10〜30センチの総状花序を出し、
直径1センチぐらいの白い花を多数つける。
花序は途中からたれさがり、先にゆくほど細くなる。
花は花序の下から上へと咲いてゆく。花冠は深く5裂し、
雄しべが花弁と対生する。
果実は直径3〜4ミリの球形刮ハで、コマの軸のような突起があり、
裂開すると扇形の断面をもつ黒い種子が現れる。
花冠の白い裂片ごとに淡褐色の雄しべが1本ある。(2015/7/11)
雄しべの花糸に毛がある。花軸にも毛がある。
(2017/6/24)
花穂は同じ方向を向くことが多い。
蕾
葉は先のとがった長楕円形で、互生する。
(2010/5/27)
コマの軸のような突起のある丸い刮ハができる。
花後に果実の出来る過程が上から下へと見て取れる。
(2015/10/8)
地下茎で群生する。
(2015/6/15)
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