ニオイスミレ

匂菫

双子葉、離弁花、 スミレ科、 スミレ属、多年草。 用語説明
花期:春 2月〜4月
高さ:10〜15センチ

特徴要約(他のスミレとの比較については スミレ科一覧参照):
   地上茎:無、花色:藍色、葉:心形、距:太短い、托葉:不明、花柱:鉤棒状。

寒さには強いが暑さにはあまり強くない。 スミレの仲間では、早春にいち早く咲く。
匐枝をのばしてふえる。
地上茎はなく、葉は根生する。 葉身は丸みのある心形で、基部は広めに湾入し、縁に小さい鈍鋸歯がある。
花は直径2〜3センチの青紫色で、濃い筋が数本ある。 距は太短い筒状(長さ4〜5ミリ)で水平にのびる。 花柱は鉤棒状。 花径には細毛がある。
果実は細長くなくて、楕円形の刮ハが下向きにさがり、 熟すと上向きになって3裂する。
野外では気づかないが、室内では花が香る。 ヨーロッパでは香料として使われた。

(2016/4/15)


花は青紫色で早春に咲く。 (2011/2/21)


上の弁は反り返る。(2016/4/15)


距は太くて短い。 (2016/4/15)


葉は丸みのある心形で、根生する。(2015/5/6)


(2015/5/6)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る