ニンジン

人参

双子葉、離弁花、 セリ科、 ニンジン属、2年草。 用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:約1.5メートル(薹(とう)が立ったとき)
長円錐形でオレンジ色〜赤色の太い根がある。
根生葉は長さ30センチ以上ある2回奇数羽状複葉で、裂片は細くて小さい。
夏に枝先から花茎を長くのばし、 複散形花序に白くて小さい5弁花を密集させてつける。
果実は楕円形で 棘状の剛毛が多数生えており、 中に2分果を含んでいる。
根はカロチンなどの栄養価が高く、食用にされる。 若葉も食べることができる。
アフガニスタン付近の西アジア原産で、東へ伝わった東洋系と 西へ伝わった西洋系があり、栽培されているのは 大部分が根の短い西洋系である。日本には16世紀に伝来した。



根生葉は2回奇数羽状複葉で、裂片は細くて小さい。


根生葉は葉柄が長く、葉柄と葉柄の間から新しい葉が出る。 (2022/10/19)




根生葉軍の中心部から立ち上がった花茎に複散形花序がつき、
白くて小さい5弁花が密集して咲く。 (2012/9/16)


根の切れ端(へたの部分)から発芽した例。(2016/1/15)


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