ミズオトギリ

水弟切

双子葉、離弁花、 オトギリソウ科、 ミズオトギリ属、湿生、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
高さ:30〜80センチ
沼や湿地などに生え、根茎で群生する。
茎は直立し、枝分かれしない。 基部は赤紫色を帯びることが多い。
葉は無柄で十字対生し、長さ3〜7センチ、 幅1〜3センチの長楕円形で、葉先は丸い。 葉身にごく小さい明点が多数あり、秋に黄葉〜紅葉して、 地上部が枯れる。
(十字対生:向き合った葉の対が段ごとに90度ずれる)
花は茎先や上部の葉腋に数輪つき、直径約1センチの淡紅色で、 花弁に赤い縦筋があり、午後開いて夕方には閉じる。 花弁も萼片も5枚ある。 雄しべは3本ずつ束になったものが3束(合計9個)ある。
果実は尖った長卵形の刮ハで、赤い。 裂開すると、長さ約1ミリの黒褐色で楕円形の種子が現れる。 種子には網目模様がある。

(2018/10/2)


葉は先の丸い長楕円形。果実は尖った長卵形で赤い。 (2018/10/2)


秋に葉が斑に赤くなり、葉腋も赤くなる。 (2018/10/2)


茎の基部も赤みを帯びる。 (2018/10/2)


葉は十字対生する。 (2018/10/2)


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