メドハギ

蓍萩

双子葉、離弁花、 マメ科、 ハギ属、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:0.6〜1メートル
茎は丈夫でやや木質化し、短毛がある。 茎は直立し、春には枝分かれしていないが、 秋が近づくと根元より少し上で枝分かれしてゆき、 枝も直立して、全体が箒を逆さまに立てたような形になる。
葉は3出複葉で密に互生する。 小葉は長さ1〜2.5センチのくさび形〜倒披針形で、葉裏に伏毛があり、 頂小葉が他より少し大きい。
葉腋に黄白色の蝶形花が2〜4個ずつつき、 旗弁の基部に羽毛状の紫斑が一対ある。閉鎖花も葉腋につく。
果実は種子を1つ含む扁平な円形または広楕円形の豆果で、 伏毛がまばらに生え、熟しても紫色になるだけで裂開しない。
筮竹がまだ使われていない時代に、占いの筮(めどき)に使われた。 すだれなどにも使われる。 法面の緑化に使われることもある。



茎は直立する。


3出複葉が互生する。 (2018/6/29)


小葉はくさび形。(2017/6/3)


全体像は細長い。(2010/7/10)


茎先の若葉だけ見ると、小葉が細いので、(メドハギでない)他の草のように見える。(2010/7/10)


上部では枝分かれする。


葉の表裏に伏毛がある。(右下にある茶色で楕円形のは果実。) (2015/10/28)


葉腋に蝶形花が咲く。 (2018/9/22)


旗弁の基部に紫斑がある。 (2012/9/16)


(2018/9/28)


萼は5裂し、裂片の先はとがる。 (2018/9/28)


豆果が枝に互生状に並ぶ。(2015/10/19)


豆果は種子を1つ含み、熟しても裂けない。(2015/10/19)


豆果は葉腋で紫褐色に熟す。(2017/11/9)


(2017/11/9)


豆果は長さ2〜3ミリと小さい。(2022/11/2)


茎は高くのびる。


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