マツカゼソウ

松風草

双子葉、合弁花、 ミカン科、 マツカゼソウ属、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:50〜80センチ
茎は細くてよく分枝する。
葉は3回3出羽状複葉で葉柄が長く、互生し、臭気があり、葉に油点がある。 小葉は長さ約1センチの倒卵形で薄く、全縁で、 葉裏は白緑色をおび、頂葉は他より大きい。
枝先の集散花序に白い小さな4弁花をまばらに多数つける。
果実は4つに分かれた長さ約3ミリの卵形の4分果で、 各分果に暗褐色で腎形の種子が数個ある。
有毒でシカは食べないそうである。

(2015/5/1)


葉は3回3出複葉で小葉は倒卵形。


3回3出複葉が互生する。


茎は直立する。


茎は成長すると赤褐色を帯びるようになる。(2021/10/23)


花径は高くのびる。(2015/11/30)


茎先の集散花序に白くて小さい花をまばらにつける。(2016/10/27)


花は4弁で、雄しべ、雌しべが突き出す。 (2017/10/3)


花の中で子房がふくらみつつある。 (2016/10/5)


葉に油点がある。 (1016/11/6)


果実は4分果。


果実にも油点がある。 (2018/10/16)


分果には稜があり、熟すと褐色になる。各分果の内側の稜にイボがある。(2016/11/6)


(2016/10/27)


分果は長さ約3ミリ。(2022/10/29)


分果は稜にそって縦に裂開する。(2016/11/30)


種子は暗褐色。(2017/11/6)


種子は腎形で、表面はザラザラしている。 (2019/12/15)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る