マルバスミレ

丸葉菫

双子葉、離弁花、 スミレ科、 スミレ属、多年草。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:5〜10センチ

特徴要約(他のスミレとの比較については スミレ科一覧参照):
   地上茎:無、花色:白、葉:卵円形、距:細長で斑点、花柱:頭状。

地上茎はなく、全体に毛がない。
葉は根生し、花期には直径2〜3センチの卵円形で高さは5〜10センチであるが、 夏の葉は直径7〜8センチ、高さも約30センチと大きいものになる。 葉先は直角程度にとがる。 葉身は広卵形で、基部は心形であり、丸みをおびた鋸歯がある。
花柄は根元から立ち上がったあと少しうなだれ、花を1個つける。 花の色は白が多く、花弁は長さ1〜1.4センチで紫色のすじが数本はいる。 柱頭の先は頭状で、まがらない。 距は長さ6〜7ミリで、紫色の斑点があり、後部の上面が上むきにふくらむ。 萼の付属体に王冠のような切れ込みがある。
刮ハはラグビーボール状で、熟すと上向きになって3裂し、 淡褐色の種子が出る。

(2017/5/19)


葉は卵円形で鋸歯に丸味がある。葉と葉柄に微毛がある。 (2017/5/19)


花は白地に紫の筋が入り、距は太い。(写真準備中) (2013/4/13)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る