マルバマンネングサ

丸葉万年草

双子葉、離弁花、 ベンケイソウ科、 マンネングサ属、常緑、多肉、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:5〜10センチ
石垣の隙間や岩場などに生える。
茎は赤褐色の多肉質で、分岐して地を這う。
葉も多肉質で、 長さ7〜10ミリのさじ形〜倒卵形であり、黄緑色で光沢がある。 先は丸く、対生するが、茎先では輪生状になる。
茎先の放射状に広がった集散花序に、 直径約1センチの5弁で星形の黄色い花をつける。 花弁は被針形で、萼は肉厚のさじ状である。
果実は袋果で、角のような袋が星形に集まり、 裂開すると紡錘形の種子が出る。
日本原産。

茎も葉も多肉質。花は黄色くて5弁。(2012/6/26)


雄しべは10本で葯は赤い。
花弁の間に丸く見えるものと蕾のまわりに丸く見えるものは萼。(2018/6/8)


花の中心部にある5本の角(つの)状のは雌しべ。
赤い球は裂開直前の葯、裂開すると黄色い花粉を出した後に黒くなる。
花の下にある団扇状のは苞。 (2018/6/8)


苞は花茎の先にあって花を支えている。 (2018/6/8)


花茎の先にあるのは苞、その下に対生するさじ形のは葉。 (2016/6/21)


茎は赤みを帯び、葉には光沢がある。(2016/6/21)


石垣の隙間や岩場などに生える。


花後に裂開して種を落とした袋果。 (2018/9/18)


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