クロクモソウ
黒雲草
双子葉、離弁花、
ユキノシタ科、
チシマイワブキ属、常緑、耐寒性宿根草。
用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:10〜30センチ(花茎)
深山の渓流沿いなどに生える。
太い根茎がある。
葉は直径8センチ弱の円腎形で、
長さ10センチあまりの葉柄があって根生する。
縁には粗い鋸歯があり、葉表に白い短毛がまばらに生える。
夏に円錐花序を直立させ、直径1センチ弱で、
紫褐色〜赤色の5弁花をまばらにつける。
黄緑色の花もある。
2本の雌しべのまわりに花盤が盛り上がり、
その周囲に10本の雄しべが伸びる。
花弁は先の尖った長卵形で、星形に平開〜反り返る。
果実は長さ約5ミリの刮ハで、上部が角(つの)状に2裂する。
日本固有種。
(2015/5/16)
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