コウテイダリア

皇帝ダリア

双子葉、合弁花、 キク科、 ダリア属、球根植物、筒状花と舌状花をもつ、多年草。 用語説明
花期:秋 11月
高さ:3〜5メートル
別名:コダチダリア(木立ダリア)
半耐寒性であるが、霜に会うと枯れる。 根茎を持ち、春に芽を出して軒先ぐらいまで高くなり、 支柱がないと風などで倒れる。 直立する茎の上部で対生状に分枝する。
(あまり高くしたくない場合は、節の上で茎を切ると、 節の下の葉腋から芽が出てそれに花が咲くようになるので、 横広がりにすることができる。 切った茎には水が溜まらないように袋をかぶせる必要がある。)
2〜3回奇数羽状複葉が対生する。 小葉は先のとがった長楕円形であり、鋸歯がある。
晩秋に枝先に散房状に花柄をのばし、 黄色い筒状花と薄紫色をした舌状花をもつ 直径約20センチの大きな頭花をいくつもつける。 舌状花が赤、白、黄色などのもある。
短日性なので、街灯のあるような所では花が咲かない。 日本では花後に寒さで地上部が枯れて、果実ができるところまでゆかない。
根は地中で枝分かれしていて、土が5度以下になると腐り始めるが、 枯草などで覆って防寒すると、翌年も芽を出す。 挿し木や株分けでも殖やせるが、それなりのノウハウが必要である。
メキシコ原産。

茎は上部で対生状に枝分かれする。


舌状花は8枚ある。


蕾は偏球形。苞葉が5枚あり、膜質の総苞片がある。 (2019/11/17)


2〜3回奇数羽状複葉が対生する。 (2019/11/17)


小葉は先のとがった長楕円形で、鋸歯がある。 (2019/11/17)


高さ3メートル以上になる。(2023/6/4)


基部が太くて木質化する。(左の竹のようなのは前年の枯れた茎の基部。)(2023/6/4)


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