コウホン

藁本

双子葉、離弁花、 セリ科、 ミヤマセンキュウ属、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:50〜100センチ
別名:リグスティクム・シネンセ
正式名称はリグスティクム・シネンセであり、 コウホン(藁本)はそれから作る生薬名であるが、 正式名称がなじみのない名前なので、表題をコウホンとした。
根茎があり、茎は直立して分枝し、中空である。
2〜3回羽状複葉が互生し、裂片はにさら裂ける。 複葉の基部は大きくふくらんで鞘状となる。
枝先に複散形花序が出て、小さくて白い5弁花を多数つける。 花序の基部にも鞘がつき、鞘の先に小さな葉がつく。
果実は楕円形の分果である。
中国原産。
生薬として使われる。

(2015/9/29)


複散形花序の小花は白くて5弁。 (2018/9/19)


花序の基部には鞘がつく。 (2015/9/29)


花序の鞘には、切れ込みの深い小さな葉がつく。 (2016/9/28)


葉は2〜3回羽状複葉で互生し、裂片はさら裂ける。(2017/5/19)


(2015/9/29)


複葉の葉柄の基部も鞘状となって茎を抱く。(2016/7/28)


小葉は尖った卵形で、大きな鋸歯がある。(2016/7/28)


果実は楕円形の分果。(2015/9/29)


分果には翼がある。(2016/9/28)


(2017/10/18)


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