コリアンダー(コエンドロ)
双子葉、離弁花、
セリ科、
コエンドロ属、1年草〜2年草。
用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:0.5〜1メートル
別名:コエンドロ、パクチー
茎は直立してまばらに分枝し、芳香がある。
葉は奇数羽状複葉で互生し、茎の上部ではコスモスの葉のように
糸状に裂けるが、下部ではセリのように少し幅広となる。
カメムシのような臭いがするが、若葉は香辛料として利用される。
枝先の複散形花序に白〜ピンクの5弁花が密集して咲く。
果実は直径3〜5ミリの球形で淡褐色であり、
その中に2分果が入っていて、
乾燥して粉にするとオレンジの香りがし、
カレー用などの香辛料として利用される。
コリアンダーの葉はパクチーと呼ばれることが多く、
果実を香辛料として使う時はコリアンダーと呼ばれることが多い。
地中海東部原産。
上部の葉はコスモスのように糸状に裂ける。
(2015/5/6)
花は散形花序が複数集まった複散形花序。
(2015/5/6)
小花は5弁で白い。外周の小花の花被片は外向きの3枚は長く、内向きの2枚は短い。(2023/5/17)
小花の蕾は5個の球で構成され、それが10個近く集まって散形花序となり、
さらにそれが5〜6個集まって複散形花序となる。
(2017/5/19)
開花に伴って小花が分散し、長短のある白い花被片が展開する。
(2017/5/19)
開花が進むと散形花序の間隔も広がり、大きな複散形花序となる。
(2017/6/6)
コリアンダーの蕾
(2020/4/30)
葉は上部では糸状に細裂し、下部では少し幅広に裂ける。
下部の裂片は少し幅広。
高くのびる。(2017/5/19)
淡褐色の丸い果実ができる。(2017/6/6)
果実には突起がある。(2017/6/6)
葉を香辛料として食べるときは、パクチーと呼んで育てることが多い。
(2016/4/15)
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