キツネノマゴ
狐の孫
双子葉、合弁花、
キツネノマゴ科、
キツネノマゴ属、1年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:10〜40センチ
茎は分枝して立ち上がり、下向きの短毛があり、
節ごとに葉を対生させる。茎の断面は四角になっている。
葉は長さ2〜5センチの卵形で、短い柄があり、両面に毛がある。
花は長さ8ミリぐらいの淡い紅紫色の唇形で、
茎先の花穂に密集してつくが、一度には数個ずつ咲き、
全部がそろって咲くことはない。
花の基部には苞がある。
長さ6ミリぐらいの朔果がつき、種子を4つ含む。種子は熟すと黒くなる。
葉は先のとがった卵形で、対生する。
葉には白毛がある。
萼は5深裂し、裂片は細長くて毛がある。
苞は披針形で、縁に毛がある。
(2012/10/6)
茎先や上部の葉腋から出る穂状花序に、唇形の花が数個ずつ次々と咲く。
紫色の唇に白い紋がある。
(2016/9/17)
雄しべは2本あり、上唇に接している。
萼の細長い裂片にも、(それより幅広の)披針形の苞にも縁に毛がある。
(2022/11/12)
茎は4角形。
(2016/9/17)
花後。
(2018/9/30)
(2015/10/27)
花後に楕円体の果実ができる(右下等)。果実には稜がある(へこみがある)。
(2016/10/2)
熟した果実では淡褐色で光沢のある楕円体の果皮が伸び上がってくる(右下、左下等)。
その中にはデコボコのある黒褐色の種子が数個入っている。
(2022/11/12)
晩秋に紅葉する。(2014/11/16)
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