キランソウ

金襴草

双子葉、合弁花、 シソ科、 キランソウ属、多年草。 用語説明
花期:春 3月〜5月
高さ:5〜25センチ
別名:ジゴクノカマノフタ
茎は丸く、地を這って四方に広がり、全体に縮れた細毛がある。
根生葉はロゼット状にはりつき、長さ4〜6センチの倒披針形で、 波状の鋸歯があり、縁などが紫色を帯びることもある。 葉裏は紫色である。 茎葉は対生し、小さい。
葉腋に約1センチの濃紫色の唇形の花を数個つける。 下唇は大きくて3裂して開き、上唇はごく短く、 萼は5裂して毛がある。
果実は卵球状の4分果であり、熟すと表面に網目模様ができる。
筋骨草という生薬として使われる。 別名がジゴクノカマノフタというのは、 根生葉が蓋のように広がるためという説と、 薬効によって病気を治し地獄の釜に蓋をするという意味という説がある。



下唇は大きくて3裂し、中央裂片は先が2浅裂する。上唇はごく短い。(2017/4/2)


花に濃紫色の筋がある。


蕾は丸い。 (2014/4/12)


雄しべは上唇に接するようにのびる。雌しべは白くて先が2裂する。 (2014/4/12)


葉は倒被針形で、波状の鋸歯がある。


全体に縮れた毛がある


茎にも葉にも花にも毛がある。(2016/4/16)


4分果ができつつある。(2018/5/12)


葉は紫色を帯びることがある。茎は四角でなく丸い。


冬はロゼット状に地面に張り付く。


茎は四方に広がる。




セイヨウキランソウ(アジュガ)の根生葉。 (2021/9/20)


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