キンシャチ


双子葉、離弁花、 サボテン科、 タマサボテン属、常緑、多肉植物、多年草、 用語説明
花期:春〜夏
高さ:約1メートル
乾燥に強い。
茎は淡緑色の球状となってゆっくり成長し、 表面にイボ状突起がならんでいるが、 それが次第につながって20〜30本の半円の畝となり、 イボであったところに長さ3センチぐらいの棘が十数本できてゆく。 高さ90センチぐらいになるまでに20〜30年かかる。
(日光のあたるときに棘が淡黄色に見えることがあるのでキンシャチ。)
頂部の畝の出発点となる所にクリーム色の毛総ができ、 その中に直径5センチぐらいの花が白い綿毛に囲まれて咲く。 花被片は多数あって先が針状にとがる。 花被片の外側は褐色で、内側は鮮やかな黄色である。 花は日光のあたる昼間に咲く。
子株のできることがあり、それで新しい株を作るが、 直径1ミリあまりの黒い種でもふえる。
メキシコ原産。

イボの連なった畝が30本近くの半円として球状の茎を取り囲む。 (2022/10/20)


畝上のイボであったところに十数本の棘が束生する。 (2022/10/20)


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