キキョウ

桔梗

双子葉、合弁花、 キキョウ科 、キキョウ属、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:0.5〜1メートル
根茎は太い黄白色のものが深く伸びており、漢方薬の原料になる。 茎は直立する。
葉は下部では輪生するが上部では互生し、 長さ4〜7センチの狭卵形で、鋭い鋸歯がある。
茎の先に長さ4〜5センチの釣り鐘形の青紫色の花が数個つく。 花冠の先は5裂するが、つぼみの時は風船のように閉じている。 花は雄性先熟で、雄しべが花粉を出し終わったあとで花柱の先が開く。
果実は先が5裂する朔果で、ふた付きのやや細長いお椀のような形をしている。

花冠も萼も先が5裂している。蕾は紙風船状。


初めは雌しべも雄しべも閉じている。(2016/7/28)


雄性先熟で、雄しべが花粉を出し終わってから花柱の先が5裂する。(2016/7/13)


左の花は雌蕊がまだ開いていない。右の花は雄しべがしおれて雌蕊が開いている。 (2017/6/24)


(2015/9/29)


この写真では、萼は萼片に分かれず、湯飲み形となっている。(2017/7/29)


茎は直立し、葉は先のとがった狭卵形で鋸歯がある。(2015/9/29)


葉は4輪生、3輪生、対生と変化した後、互生する。(2016/7/28)


葉裏は白緑色。(2017/10/3)


蕾。


風船のような蕾が開く。(2014/8/16)


未熟な果実。(2017/10/18)


刮ハはお椀状。(2015/10/19)


刮ハの先も5裂する。(2016/10/15)


黒っぽい種子が見える。(2015/10/8)


種子は長さ2ミリあまりの楕円状で、飴茶色であり、狭い翼がある。(2022/11/12)


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