キクザキイチゲ
菊咲一華
双子葉、離弁花、
キンポウゲ科、
イチリンソウ属、多年草。
用語説明
花期:春 3月〜5月
高さ:10〜20センチ
別名:キクザキイチリンソウ
山の落葉樹林に生える。
茎が直立して3出複葉を3輪生させる。
小葉は羽状に深裂して、鋸歯がある。
根生葉は2回3出複葉で、柄が長い。
よく似た
アズマイチゲ
は茎葉の先が垂れ下がるが、
キクザキイチゲの葉は平開する。
茎先から花茎がのび、
直径約3センチで白や紫の花を1つつける。
花弁はなくて花弁状萼片が8〜13枚あり、
中央部に雌しべが集まり、その周りに多数の雄しべがある。
樹林の若葉が繁るころには地上部が枯れて夏眠する。
そう果が金平糖状に集まった果実ができる。
(2016/3/16)
葯の白い雄しべが多数ある。(2016/3/16)
紫色の花もある。(2017/3/30)
(2017/3/30)
花弁のように見えるのは萼片(花弁なら下に萼片がある)。(2016/3/16)
茎葉は数段3輪生する。根生葉は葉柄が長い。(2016/3/16)
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