カワラサイコ

河原紫胡

双子葉、離弁花、 バラ科、 キジムシロ属、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:30〜70センチ
河原や砂地に生える。 根茎が太く、茎は根もとが多数分枝して地を這ってひろがり、 先が斜上する。細毛がある。
葉は互生し、20枚前後の倒被針形の小葉をもつ奇数羽状複葉で、 小葉はさらに羽状に深裂し、裂片は細長い。 裏面は綿毛が密生して白い。
上部で分枝した枝先に、 直径1〜1.5センチの黄色い5弁花を次々と咲かせる。 花柄は長い。
萼片で球状に包まれたそう果がつき、 黒褐色に熟すと萼片が開く。
愛知県では準絶滅危惧種。



黄色い5弁花が咲く。花弁は倒卵形。(2017/9/21)


萼に包まれた果実ができつつある。 (2017/9/21)


奇数羽状複葉が互生し、茎に長い白毛がある。(2016/4/29)


羽状複葉の小羽片は細長くて先が尖り、先端に針状突起がある。(2021/10/3)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る