カワミドリ

河碧

双子葉、合弁花、 シソ科、 カワミドリ属、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:0.4〜1メートル
茎は四角で直立したのち分枝する。 草全体に香りがある。
葉は長さ5〜10センチの卵状披針形で先がとがり、 有柄で対生し、鈍い鋸歯がある。 葉脈がへこみ、葉裏には白い微毛がある。
茎先から出る長さ5〜15センチの穂状花序に、 紅紫色の唇形花を密につける。 萼は筒状で、花冠は長さ8〜10ミリあって、 下唇が長くて先が3裂し、雄しべ4本が突き出る。 萼は花冠と同じ色で先が5裂しているので、 花冠が落ちても花が咲いているように見える。
果実は4分果で、種子は長さ2ミリ弱の楕円形で褐色である。
生薬として使われる。

花穂が長くのび、淡紅紫色の唇形花を密につける。(2016/9/28)


花は一斉には咲かないので、花穂はところどころ凸凹となる。(2015/9/29)


(2017/10/18)


咲き始めの花穂は短い。(2016/7/27)


4本の雄しべのうちの2本が長く突き出し、花柱も突き出す。(2016/7/27)


花柱の先は2裂する。雄しべの葯は赤紫色。(2021/10/3)


茎は直立したのち、葉腋から分枝する。


茎や枝は四角柱。枝は対生状に出る。(2022/10/20)


花後に褐色の萼の中に種子が4つできる。(2015/9/29)


分果は褐色。 (2017/10/31)


(2017/10/31)


種子は細長くて褐色の楕円形。(下に見えるのは櫛) (2022/10/20)


葉は卵状披針形で先が鋭くとがり、基部は心形で、鈍い鋸歯がある。(2017/6/6)


葉は対生する。(2017/6/6)


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