カンゾウ
甘草
双子葉、離弁花、
マメ科、
カンゾウ属、多年草。
用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:50〜100センチ
長さ1〜2メートルになる根茎があり、地下茎を四方にのばす。
茎は直立し、茎や葉に細毛が密生する。
羽状複葉が互生し、小葉は全縁の長卵形で先がとがり、
4〜8対ある。
夏に、葉腋から出る総状花序に淡紫色の蝶形花が
密集して咲く。
豆果は円柱状で、晩夏に褐色に熟す。
根茎や地下茎を乾燥させて生薬の甘草を作る。
甘みがあって、醤油の甘み付けにも使われる。
中国や内蒙古に自生する。
ウラルカンゾウ。豆果には毛があり、波打っている。(2015/7/2)
ウラルカンゾウ。いくつもの豆果が密集して、絡み合っている。
(2015/7/2)
種子は楕円形で黒褐色。
(2015/7/2)
ウラルカンゾウ。奇数羽状複葉で、乾燥地の品種であるため、主根が長い。(2015/7/2)
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