カモミール
双子葉、合弁花、
キク科、
シカギク属、舌状花と筒状花をもつ。秋蒔き1年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:60センチ
別名:カミツレ
耐寒性がある。
茎は太いが枝は細くてよく分枝する。
2回羽状複葉が互生し、小葉は羽状に細かく裂ける。
細長い枝先に直径2〜3センチの頭花が単生し、
舌状花は白くて反り返り、筒状花は黄色くて盛り上がる。
花にはリンゴに似た香りがある。
カモミールとして園芸店で売られているのはジャーマンカモミールであることが多いが、
ローマンカモミールといわれる品種もある。
果実はそう果。
花はハーブとして利用される。
ヨーロッパ、西アジア原産で、江戸時代に渡来。
相違点:
ジャーマン・カモミール:1年草、筒状花部分の盛り上がりが大きい、香りがあるのは花。
ローマン・カモミール :多年草、筒状花部分の盛り上がりが少ない、葉や茎にも香りがある。
葉は羽状に細裂する。(2016/3/16)
茎は太くて直立する。(2016/4/15)
蕾。舌状花はまだのびていない。
(2016/4/15)
伸び始めた舌状花。
(2016/4/15)
(2016/4/15)
筒状花は盛り上がり、舌状花は反り返り気味となる。舌状花の先には浅い切れ込みがある。
筒状花は周辺部から中心部へと咲き進む。
(2016/4/15)
(2017/6/6)
果実は丸い集合果。
(2017/6/6)
集合果は細長いそう果の集まり。
(2017/6/6)
ジャーマンカモミールは筒状花部分の盛り上がりが大きい。(2017/4/22)
ローマンカモミールは筒状花部分の盛り上がりが小さい。(2016/5/5)
ローマンカモミール。(2015/7/2)
ローマンカモミール。双方片は細長くて先のとがった倒卵形。(2023/6/4)
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