ジュンサイ
蓴菜
双子葉、離弁花、
ハゴロモモ科
または
スイレン科 、
ジュンサイ属、水生、夏緑、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜8月
茎や葉柄、葉裏などが寒天質の粘液で覆われて、
ぬるぬるする水生植物。
(「蓴」はぬるぬるするという意味)
地下茎は土の中にあるが、茎が分岐しながら水面近くまでのびる。
その茎から葉柄がまばらに互生して、水面に浮かぶ葉をつける。
葉は直径5〜10センチの円形〜楕円形で、
裏は紫色を帯び、葉柄は葉の真ん中に盾状につく。
水上にのびあがる花径の先に、
直径約2センチの紫褐色の花が1つずつ咲く。
花弁、萼片は長楕円形で3枚ずつあるが、
紫褐色で小さいのであまり目立たない。
1つの花で楕円形の果実が数個でき、
中に広楕円形の堅果を含む。
果実は水底に沈み、散発的に発芽するが、
長期間の乾燥にも耐えて何年もしてから発芽するものもある。
葉が丸く広がる前の細長く巻かれた若芽を食用にする。
丸い葉が水面に浮かぶ。(2015/7/2)
水中で分枝する茎から葉柄が出る。(2015/5/6)
(2016/5/5)
葉の芽は細長く巻かれた形で水面に出てくる。(2016/5/5)
巻かれた葉がほどけて、水面に浮かぶ。
(2016/5/5)
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