ジオウ

地黄

双子葉、合弁花、 ゴマノハグサ科、 ジオウ属、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:30センチ
太く赤みを帯びた根茎が横にのびる。 全草に腺毛が密生する。
茎は直立する。
葉は長楕円形で根生し、ちりめん状のしわがあり、 波状鋸歯がある。
茎先に漏斗状で先の5裂した花を数個横向きに咲かせる。 裂片の先は白い。
果実は直径1〜1.5センチの卵形の刮ハで、先がやや尖る。
花の赤いのをアカヤジオウ、淡黄色のをシロヤジオウ、 花の数が多くて総状に咲き、全体がやや大型のをカイケイジオウと言う。 根茎を生薬として使う。

これはカイケイジオウ。漏斗状の花が横向きに咲き、腺毛が密生する。(2015/7/2)


カイケイジオウ。(2016/4/15)


カイケイジオウ。葉は楕円形でしわがあり、波状鋸歯がある。(2015/7/2)


カイケイジオウ。葉は根生する。(2015/7/2)


アカヤジオウ。カイケイジオウより少し小さい。(2017/5/19)


アカヤジオウ。葉に波状の鋸歯がある。(2017/6/3)


アカヤジオウ。カイケイジオウより花数が少ない。(2017/6/3)


アカヤジオウの果実。卵形で先が尖る。(2016/5/5)


同上の拡大写真。花柱が残っており、腺毛が多数ある。 (2016/5/5)


アカヤジオウの花と実。 (2018/5/19)


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