イワダレソウ

岩垂れ草

双子葉、合弁花、 クマツヅラ科、 イワダレソウ属、常緑、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
高さ:10〜20センチ
乾燥に強く、海岸などの地面を這い、茎の節から根を下ろしてふえる。
葉は長さ1〜4センチの倒卵状楕円形で、上半分に粗い鋸歯があり、 肉厚で対生し、密に地面を覆う。
葉腋から長さ10〜20センチの花茎を出し、 円柱状に成長する花序の上面に、 紅紫色で5裂した直径2ミリぐらいの花を密につける。
果実はコルク質になった萼に包まれる2分果であるが、 種ではあまりふえない。
踏みつけに強く、グランドカバーや屋上緑化などに利用できる。日照に強いが半日日陰でも育ち、繁殖力が強い。

花序は円柱状に成長し、その上面に紅紫色の花を密につける。


葉は倒卵状楕円形で厚く、上半分に粗い鋸歯がある。


蕾は赤紫色の苞で覆われ、頭状に集まっている。苞の間から花がのぞいて咲き始める(右下)。(2015/6/7)


花冠は5裂する。 (2016/7/13)


花が咲くにつれて穂がのびてゆく。(2016/7/13)


果実ができつつある。(2016/7/13)


花は漏斗形であることがわかる。上方に咲き終わった花茎がある。 (2019/11/16)


丈が低くてよく広がり、グランドカバーとして利用される。(2015/6/7)


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