イソギク

磯菊

双子葉、合弁花、 キク科、 キク属、筒状花のみ、多年草。 用語説明
花期:秋〜冬 10月〜12月
高さ:20〜40センチ
地下茎で広がり、茎は斜上して葉を密につける。 茎に白毛がある。 海岸などに咲くが、他の花が枯れる頃の冬に咲くので、 庭などにも植えられる。
葉は互生し、長さ14〜8センチの倒披針形〜倒卵形で、 上部は浅く裂け、下部はくさび形であり、厚い。 表面は白く縁取りされた緑色で、腺点があり、 裏面は毛が密生して銀白色である。 (裏面の白毛が表面から見ると葉を縁取りしているように見える。)
茎先の散房花序に、 黄色い筒状花のみからなる直径5ミリぐらいの花が密集して多数咲く。下部の花ほど柄が長いので、 花序の上部がほぼ平らになる。 蕾は丸く、総苞は半球形である。
そう果が実る。
日本原産。

(2009/11/28)


黄色い筒状花だけの頭花が円盤状にならぶ。


花は散房状に咲く。


葉は倒披針形で上部は浅く裂け、縁が白い。


葉は厚い。(2015/10/28)


蕾は丸い。総苞片は先が尖る。 (2017/10/26)


茎と葉裏に白毛が密生している。(2017/9/21)


葉の表面にも微毛がある。(2021/10/24)


風の強い海岸では草丈が低いが、環境によっては高くのびる。若葉の頃の写真。


秋。


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