イヌヨモギ

犬蓬

双子葉、合弁花、 キク科、 ヨモギ属 花は筒状花のみ、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:30〜80センチ
花を付けないで葉だけをつける低い茎と、 花と葉の両方を付ける高くのびる茎(花径)が叢生する。 茎にも葉にも白い短毛がある。
低い茎の葉は長さ3〜10センチのさじ形で、大きな鋸歯があり、 葉柄がある。ロゼット状に輪生するものもある。
花径につく茎葉は長さは4.5〜8.5センチの倒卵形〜さじ形で、 互生し、これにも大きな鋸歯がある。
花径では、葉腋や茎先から総状花序を出し、 直径約3ミリの小さい球形〜楕円形の花を斜め下向きに咲かせる。 (蕾は球形であるが、咲くと楕円形になることが多い。) 花は黄緑色で、先の2裂した黄色い花柱がのぞく。 総苞は楕円形で、総苞片が鱗状に重なる。
そう果は狭卵形で無毛である。

(2018/9/28)


茎は叢生し、茎にも葉にも毛がある。


花の咲かない茎の葉は、倒卵形で大きな鋸歯がある。 (2018/5/24)


花径は高く立ち上がって、細長い葉をつけ、 その葉腋から総状花序を出す。 (2018/9/28)


花は黄緑色で、先が黄色い。 (2018/10/21)


総苞片が鱗状に重なる。 (2018/10/21)


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