イヌホオズキ
犬酸漿
双子葉、合弁花、
ナス科、
ナス属、1年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:30〜60センチ
別名:バカナス
茎は直立し、何度か分枝する。
葉は互生し、長さ3〜10センチの広卵形で、波状の鋸歯がある。
葉柄には狭い翼がある。
茎の途中から出る花柄の先に、数個の白い花を短い間隔で総状につける。
花冠は深く5裂し、後ろ向きに反り返る。萼は浅く5裂する。
液果は直径0.7〜1センチの球形で、
数個が順々に分枝してぶらさがり、
熟すと黒くなるが、光沢はない。
有毒である。
アメリカイヌホオズキ
は、茎が細くて横広がりに分枝し、
葉も細くて薄い点と、花柄が1点から分岐し、果実に光沢がある点が異なる。
花
杯状の白い花冠が5深裂して、後ろ向きに反り返り、黄色い葯が花冠から突き出す。
雄しべの黄色い葯が花柱を取り囲む。
(2018/10/7)
花柄は短い間隔で順々に出る。(2015/10/28)
丸い液果は黒熟し、光沢はないい。
果柄も短い間隔で順々に出る。(2015/10/28)
アメリカイヌホオズキでは、果柄が1点から分枝し、果実に光沢がある。
葉は尖った広卵形で、低い波状鋸歯がある。(2017/9/21)
葉には微毛がある。
(2018/10/7)
葉柄に狭い翼がある。
(2015/10/28)
何度か分枝して高さ50センチぐらいになる。(2015/10/14)
葉は互生する。
(2018/10/7)
全体に細毛があるので、南アメリカ原産のケイヌホオズキか?(2018/10/13)
ガーデンハックルベリーという品種は、葯が紫色で、果実はよく熟すとジャムなどにして食べることができる。
しかし未熟な果実は有毒なので、熟していても食べない方が安全と思われる。(2021/10/3)
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