インゲンマメ

隠元豆

双子葉、離弁花、 マメ科、 インゲンマメ属、つる性、1年草。 用語説明
花期:夏 6月〜8月
別名:サンドマメ
茎は直立したのち、 つるを長くのばしてよく繁るようになる。 つるの短いツルナシインゲンもある。
葉は3出複葉で互生し、小葉は先のとがった卵形である。
葉腋に淡紅色や白の蝶形花を数個咲かせる。
果実は長さ15センチぐらいの細長い豆果である。
春に蒔いて夏収穫する。2か月ぐらいで収穫できるようになり、 年に3度収穫できるという意味でサンドマメとも呼ばれる。 霜が降りると枯れる。
タンパク質とポリフェノールを多く含む。 多くの品種があり、莢ごと未熟な果実を食べるものや、 熟して乾燥した豆を食べるものなど、様々である。 生で食べると中毒する。
中南米原産で、 コロンブスの第2航海後にヨーロッパにもたらされたそうである。 日本へは中国を経由して17世紀に渡来した。

3出複葉で小葉は先のとがった卵形。


ツルナシインゲン。茎は直立してよく分枝する。


通常見かけるのはつるのあるインゲン。 支柱を立てることにより、豆をまっすぐにできる。 (2015/8/8)


葉腋に蝶形花が数個咲く。受精した花からは豆果が生長し始める。


細長い豆果には豆が10粒ちかく入っている。(2015/6/30)


(2015/8/8)


通常は未熟な豆果を鞘のまま食べるが、熟した豆も食べられる。(2015/6/30)


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