イブキトラノオ

伊吹虎の尾

双子葉、離弁花、 タデ科、 イブキトラノオ属(あるいはタデ属)、多年草。 用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:0.3〜1メートル
伊吹山などの山地に生える。 根茎は拳状であり、茎は直立し、あまり分枝しない。
葉は互生し、先のとがった長楕円形で、全縁である。 根生葉は長さ約20センチと大きく、葉柄が長い。 上部の茎葉は葉柄を持たず、基部は茎を抱く。
茎の先に長さ約6センチの総状花序を出し、 白色か淡紅色の花を多数つける。 花弁はなく、萼が5深裂し、雄しべが突き出す。
そう果は3稜形で、黒褐色で光沢がある。
根茎を生薬として利用する。

花弁はなく、白い萼から雄しべが突き出す。(2015/5/6)


(2016/7/27)


白い萼が5深裂し、 葯のついた雄しべと棒状の花柱が突き出す。 (2017/6/3)


葯は淡赤褐色で、花柱は白い。(2022/10/20)


葉は先のとがった長さ約20センチの長楕円形。全縁で縁がやや波打つ。


蕾は小さな紡錘形。(2015/5/6)


(2017/5/2)


(2016/4/29)


黒褐色のそう果ができる。(2015/7/2)


(2017/6/6)


蜜をなめに来たアリ?(2016/10/2)


そう果は3稜形。 (2015/7/2)


種子には3稜があり、赤褐色で光沢がある。(2022/10/20)


上部の葉は葉柄がなくて茎を抱く。 (2017/5/19)


根生葉は狭い翼のある葉柄をもち、茎を抱かない。(2015/7/2)


(2017/6/3)


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