ホソバタイセイ

細葉大青

双子葉、離弁花、 アブラナ科、 タイセイ属、2年草。 用語説明
花期:春 4月
高さ:1〜1.5メートル
別名:ウォード
茎は直立して上部で分枝し、 青緑色で、白い細毛が密生している。
根生葉は鈍頭の長楕円形で、葉柄があって輪生する。 茎葉は長さ6〜13センチの披針形で、銀白色を帯び、互生する。
枝先の総状花序に黄色い4弁花が密集して咲く。
果実は長楕円形の長角果である。
ヨーロッパではこれを発酵させて青い染料を作るのに使った。 生薬としても使われる。
青い染料インディゴが化学合成されるようになって、 ホソバタイセイで染色することは少なくなった。
ヨーロッパ・南西アジア原産。
中国原産のタイセイ(大青)は江戸時代に渡来し、 インディゴを含むので、青い染料を作るのに使われた。

黄色い4弁花が総状に咲く。(2015/5/6)


(2016/4/5)


(2017/5/6)


上部の茎葉は細い。(2015/5/6)


枝はらせん状に互生する。(2016/4/5)


豆の鞘のような長角果ができる。(2016/5/5)


果実は熟すと鞘が黒くなる。(2023/6/4)


根生葉は鈍頭の長楕円形。(2015/7/2)


タイセイ。葉がやや幅広。(2016/10/15)


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