ホルトソウ

続随子

双子葉、離弁花、 トウダイグサ科、 トウダイグサ属、2年草。 用語説明
花期:春〜夏 4月〜6月
高さ:50〜70センチ
別名:コハズ(小巴豆)
秋に種まきして翌年の夏〜秋に収穫する。
茎は白緑色で直立し、頂部で分枝する。
葉は茎を半ば抱いて十字対生し、下部では線形、 上部では粉白色の長3角形となる。
茎先で分枝した枝の先に杯状花序がつき、 黄色い小さな花が咲く。
果実は縦筋の3本ある小さな球状の刮ハで、柔らかい。 未熟のときは淡緑色であるが、熟すと黒くなる。
茎を傷つけると乳液が出るが、乳液も果実も含めて、 全草有毒である。
種子は続随子という生薬として使われる。 また、種子からは油がとれ、機械油としても利用される。 石油代替植物とも目されている。
南ヨーロッパ原産で、室町時代に渡来した。 名前の「ホルト」は「ポルトガル」に由来する。

(2015/7/2)


対生する葉腋に緑色の果実ができ、熟すと黒くなる。(2015/7/2)


葉は下部では線形、上部では長3角形となる。 (2017/6/6)


茎は上部で分枝し、果実を多数つける。 (2017/6/6)


茎の頂に杯状花序を輪生状につける。 (2016/4/15)


(2016/4/15)


花には花弁がないが、果実の元になるものが用意されている。 (2016/4/29)


刮ハは丸くて縦筋が3本ある。 (2016/4/29)


(2016/4/29)


茎は太くて直立する。(2016/4/29)


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