ヒシ



双子葉、離弁花、 ミソハギ科 (以前はヒシ科)、 ヒシ属、水生、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
水深2メートル以内の沼や池などの水面に浮く。
水底に沈んだ果実が糸状の根を出し、 茎を長く伸ばして水面に葉を浮かべ、 茎は枝分かれして節ごとに羽状の水中根を出してゆき、 葉を増殖する。水中根にも葉緑素がある。
葉は菱形を半分にしたような3角形で、底辺中央に葉柄がつき、 他の2辺には鋸歯がある。葉には光沢があり、 葉柄の中央部は紡錘形にふくらんで、浮き袋となる。 葉身は長さ3〜6センチある。
葉の脇から出る花柄が水面にのびて、白〜淡紅色の4弁花を咲かせる。 花径は約1センチで、萼も雄しべも4つあり、1日花であるが、 1つの花柄から次々と咲く。
幅3〜5センチの核果ができ、 固い殻の両端から萼片が変形してできた鋭い棘が出て、 角(つの)のついた牛の頭骨のようになる。 ヒシは棘が2本であり、棘が4本のはオニビシと呼ばれる。 熟した果実は水底に沈んで翌春に芽を出す。
核果は食用となる。 (忍者が追っ手を阻む撒きビシとしたという話もある。)

3角状の葉が水面に浮き、葉柄に紡錘形の浮き袋がある。(2016/7/28)


(2017/8/26)


中央から新しい葉が次々と出て、ロゼット状となる。(2016/9/28)


細い枝根が羽状にのびた水中根がある。(2016/7/28)


長い茎で水底の根につながっている。(2016/9/28)


茎が長くのび、所々で羽状の根を出す。(2017/9/11)


オニビシ。葉ではヒシとの区別はむずかしい。(2016/9/28)


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