ヒメツルソバ

姫蔓蕎麦

双子葉、離弁花、 タデ科、 イヌタデ属、つる性、常緑、多年草。 用語説明
花期:春〜冬 4月〜翌年1月
高さ:10〜20センチ
茎が地を這って分枝し、節から根を出してふえるが、種でもふえる。
葉は互生し、長さ3〜4センチの卵形で、V字形の紫色の斑紋がある。
葉腋から出る細長い花柄の先に、 小さい小花が直径約1センチの球形に集まった花序をつくる。 小花は、咲き始めは淡紅色であるが、次第に白色に近くなる。 花弁はなくて小さな萼が5裂しているようであるが、 小さくてわかりにくい。
花は一斉に枯れるのではなく、 花の生成と落下が同時に進行するので、長期間咲き続ける。 閉鎖花もある。
果実は3稜形のそう果で、赤褐色であり。 花弁に包まれたまま落ちる。
春から初冬まで長期間花が咲くが、 真夏には花がとぎれることがある。 秋に紅葉し、霜で地上部が枯れるが、 場所によっては一年中花をつける。
ヒマラヤ原産。



葉にV字形の斑紋がある。


地を這うようにして広がる。 (2008/9/4)


小さな花が球状に集まっている。(2016/11/9)


花は淡紅色で5弁。(2017/4/20)


蕾。 (2018/3/31)


果実は赤褐色で3稜形であり、長さ2〜3ミリと小さい。 (2018/3/31)


冬は葉が赤くなるが、落葉はしない。(2016/1/21)


地を覆うように広がる。


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