ハッショウマメ

八升豆

双子葉、離弁花、 マメ科、 トビカズラ属、つる性、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 月〜月
別名:ムクナ
暑いところを好み乾燥にも強いつる植物であるが、寒さに弱い。
薄緑色のつるが数メートルのび、他物にからむ。
3出複葉が互生し、小葉は全縁の広卵形である。 小さな披針形の托葉がある。
葉腋から出る総状花序に、濃紫色の細長い蝶形花をつける。 鐘形の萼がある。
豆果は長さ約10センチで、 灰白色で光沢のある豆を5〜6個含む。
暑い地方では、ダイズにくらべ2〜3倍の収量がある。 豆は食用となるが、何度も煮こぼさないと中毒する。
これの豆にはLドーパという成分が含まれ、生薬として使われる。 Lドーパはキク科やナデシコ科の生育を阻害するが、 イネ科の生育は阻害しないので、使い方によって、 雑草抑えの効果もある。
ヒマラヤ南斜面地帯原産。

花は濃紫色の細長い蝶形花。 (2017/9/30)


葉腋から短い総状花序がでる。葉柄の基部に披針形の小さい托葉がある。 (2022/11/12)


葉は3出複葉で、小葉は広卵形。(2017/9/30)


小葉は長さ15センチぐらい。(2022/11/12)


長さ約10センチの豆果ができる。(2017/9/30)


つるは細いがよく繁茂する。 (2017/9/30)


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