ハシリドコロ

走野老

双子葉、合弁花、 ナス科、 ハシリドコロ属、多年草。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:30〜60センチ
早春に芽を出し、 若葉のときに花を咲かせ、 夏前に結実し、夏には地上部は枯れる春植物である。 全体が無毛である。
こぶが連なって根を出したような大きい根茎があり、木陰に群生し、 茎は柔らかく、直立してから分枝する。
葉は長さ20センチぐらいで先のとがった長楕円形であり、柔らかい。 2枚で1つの対を作り、その対が互生する。
葉腋に釣鐘状の暗紫色で、 長さ約5センチの花を1〜数個ぶらさげる。
果実は球形の液果で、花後の萼の中に隠れている。
猛毒があり、食べると錯乱する(走り回る)。

葉は2枚ずつ互生する。


葉は先の尖った卵状楕円形で、柔らかい。(2017/4/22)


葉は2枚ずつ対となり、その対が互生する。 (2015/5/6)


花は暗紫色の釣鐘形。(2016/4/15)


花柄は対となった2枚の葉の間から出る。(2017/4/22)


花。(2016/4/15)


5裂した萼が花後に大きくなる。(2016/4/15)


(2017/4/22)


茎は直立後に分枝する。(2017/4/22)


新芽は葉に包まれている。フキノトウと間違えると大変。(2016/3/16)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る