ハナウド

花独活

双子葉、離弁花、 セリ科、 ハナウド属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:0.5〜2メートル
茎は中空で太く、緑色で、粗毛が多い。 茎先は数本に枝分かれする。
葉は3出複葉または羽状複葉で互生し、小葉は掌状で切れこみが多く、 粗い鋸歯がある。葉柄の基部は鞘状になって茎をいだく。
茎の先に直径約20センチの複散形花序を出し、白い小さい5弁花を多数つける。 外側の花は内側の花より大きく、花弁も外側のものが内側のより大きい。 花弁の先は2裂してV字形にひろがる。
果実は扁平な倒卵形の分果が2つ合わさった形をしており、 広い翼がある。縦向きの茶色の油管があるが、基部に達しないうちに途切れる。



花は5弁で白く、花弁の先がV字形に広がる。(2016/4/29)


花は複散形状につく。(2017/5/2)


(2016/4/29)


葉は3出複葉または羽状複葉で、小葉は掌状で切れこみが多い。


葉には鋸歯がある。


花序は開く前には幕に包まれている。


果実は扁平な倒卵形で翼がある。 (2018/5/24)


褐色の油管が途切れている。右端にあるコップ状のは若い果実で、花柱が2本残っている。 (2018/5/24)


倒卵形の果実は、熟すと表と裏の2枚に分かれ、2分果であることがわかる。 (2018/5/24)


茎は直立し、粗毛がある。(2016/4/29)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る