ゲンジスミレ
源氏菫
双子葉、離弁花、
スミレ科、
スミレ属、多年草。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:5〜10センチ
特徴要約(他のスミレとの比較については
スミレ科一覧参照):
地上茎:無、花色:淡紅紫色、葉:円心形裏面紫、距:太長い、花柱:頭状。
地上茎はない。
葉や葉柄、花柄に微毛が密生する。
葉は、長さ2〜4センチの卵形〜円形で束生し、低い鋸歯があり、
基部は心形にへこむ。
裏面は紫色を帯びる。
(葉裏が紫であることで、源氏物語の作者紫式部にちなんでゲンジスミレと命名されたとのこと。)
花は白に近い淡紅紫色で紫色の筋があり、距は太くて約8ミリと長い。
裏面は紫色が少し濃くなり、側弁の基部に粗い毛がある。
刮ハは茶褐色で、微毛が密生する。
朝鮮や中国北東部などにある斑入り種(フイリゲンジスミレ)
が母種と見られている。
これはフイリゲンジスミレ。(2015/5/1)
距はまっすぐで長い。以下もすべてフイリゲンジスミレ。(2016/10/27)
萼片の付属体は赤紫色。
(2016/10/27)
花柄などに微毛が密生する。(2016/11/6)
葉は卵形〜円形で基部は心形。(2015/5/1)
葉裏が赤紫色を帯びる。(2016/10/27)
刮ハが3裂して種が飛ぶ。(2016/5/14)
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