ガガブタ
鏡蓋
双子葉、合弁花、
ミツガシワ科
(以前は
リンドウ科
とされていた)
、アサザ属、水生、夏緑、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
茎が水中でのびて、水面近くで節をつくり、
そこから葉柄やひげ根を出して、水面に浮かぶ葉をつける。
葉は直径7〜20センチの卵状円形で、
葉柄の付く所に切れ込みがある。
水位が低下すると、節から出るひげ根が泥に定着することがある。
葉のついた節に花柄が何本もつき、
花冠が白く中心部が黄色い花をつける。
花冠は直径1.5センチで5深裂し、裂片の縁には長い白毛がある。
花は一日でしぼむが次々と新しい花が咲いてゆく。
準備中の花柄は水中にあるが、
花が咲くときは花柄が水上に伸び上がって咲く。
果実は長さ4〜5ミリの楕円形の刮ハで、萼片に包まれており、
中に広楕円形で光沢のある種子がある。
初秋に、
葉のつく節に根が太短く変形してバナナの総状になった殖芽ができる。
翌春には、前年の根茎からばかりでなく、
殖芽からも新しい株が作られてゆく。
(2017/8/26)
花冠は白くて5裂し、裂片の縁には白い長毛がある。(2017/8/26)
中心部には花柱が1本、雄しべが5本ある。
(2017/8/26)
水中に蕾が用意されている。
(2017/8/26)
右側のは咲き終わって水中に沈んだ花がら。
(2017/8/26)
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