ドクダミ
双子葉、離弁花、
ドクダミ科 、
ドクダミ属、多年草。
用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:15〜30センチ
半日陰の地に根茎で群生し、特有の臭気があり、薬用にする。
茎と葉柄は赤紫色を帯びる。
葉は長さ約5センチのハート形で、先が短く尖り、
縁がやや紫色を帯び、托葉があって互生する。
葉は冬枯れする。
茎先に花序が直立する。
花序の基部に4枚の白い花弁状の総苞片が平開し、
その上に小さい淡黄色の小花が長さ1〜3センチの塔状に密生している。
小花には花弁も萼片もなく、雄しべと先の3裂した雌しべと淡黄色の葯を持つ雄しべ3本がある。
花穂に3つの角(つの)のある丸い果実ができ、中に茶色の
種子があるが、不稔性で、芽はでない。
しかし、分枝する根茎で旺盛に群生し、
根茎は引っ張るとちぎれるので、繁茂すると除去しにくい。
斑入りの園芸種としてゴシキドクダミがある。
総苞片が白い花弁のように開く
ヤエドクダミ
という変種がある。
ジュウヤクという生薬などとして使われる。
蕾はしずく形で白い。
白い花弁状のは総苞片で、雄しべと雌しべのみの小花が塔状に密生する。
小花には、先の3裂した雌しべと淡黄色の雄しべ3本がある。
(2016/6/4)
葉は先の尖ったハート形。(2015/5/10)
分枝する根茎で群生する。
(2002/5/21)
斑入りの品種ゴシキドクダミ。(2015/7/2)
ゴシキドクダミも花は白い。(2023/6/4)
総苞片が花弁状になって重なるヤエドクダミもある。(2017/6/6)
八重咲き。(2017/6/6)
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る