ダイズ

大豆

双子葉、離弁花、 マメ科、 ダイズ属、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:30〜90センチ
根は深くのび、根粒があって根粒菌と共生し、 窒素分をアンモニアとして受け取る。 連作障害があり、石灰分が不足すると収量が落ちる。
茎は直立して、葉腋で分枝する。 茎、枝、葉柄、莢に細毛が密生する。
柄の長い3出複葉が互生し、小葉は全縁の卵形である。
短日植物で、日が短くなり始めると、 淡紅色や白色の小さい蝶形花が葉腋に数個ずつ咲くので、 初夏に蒔いて秋に収穫することが多いが、品種によって違いがあり、 春蒔きするものなどもある。 大部分の花は同じ花の中で自家受粉するが、 果実にまでなるのは1/3か1/4ぐらいである。
豆果には2〜3粒の種子(豆)が含まれ、その部分が膨らむ。 熟すと種子の水分が急に少なくなり、莢も枯れる。 豆の表皮は黄色が多いが、黒や緑の品種もある。
豆にはタンパク質などが多く含まれ、栄養価が高い。
東アジア原産。 日本には縄文時代からある。 ヨーロッパへは18世紀、アメリカには19世紀に伝わった。

(2015/7/2)


葉は3出複葉で、小葉は全縁の卵形。 (2015/7/2)


茎や葉柄などに細毛が密生する。(2016/8/12)


6〜8ミリの淡紅色の蝶形花が葉腋に数個ずつ咲く。 (2016/8/12)


秋に葉が枯れる。果実は保存できるよう、乾燥させる。(2022/10/19)


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